0.完成データはこちら
新しくなったGoogleの生成AI「Gemini」を使って、簡易HPを作成していきます。内容は会社紹介のランディングページを「Gemini」自身につくってもらいます。
せっかくなので極力、人の手を加えないでどこまでできるかを試してみたいと思います。
完成データは下記の記事でご確認いただけます。
完成データはこちら
AIで作ったHP、実際どうなる?
1.ベースとなるHP用の構成を生成AIで作成
まずはベースとなるHP用のHTML/CSSを作成していきます。今回入力したプロンプトは下記になります。
結果、次の内容が生成されました。
条件として、ページ構成、必要なセクション、デザインの方向性などを指定することで、つくりたいHPのイメージに近づけます。
ほんと一瞬でコードができるんだな
そうですね。この段階で問題があるようであれば、「別案も提案してください」などと入力すると、別のデザインパターンが生成されます。
2.つくりたいページに近づけるために各種調整を行う
次に、生成されたコードを調整して、つくりたいページに近づけていきます。
デザインを調整
まず、今回生成されたデザインをより洗練されたものに調整します。入力したプロンプトは下記となります。
結果、次のようにコードが修正されました。
ホントだ。リクエスト通りに修正されてる
スゴいですよね。バージョンを経るごとにこちらの意図をより正確に把握できるようになってきているのだと思います。
セクションを追加
続いて、必要に応じてセクションを追加していきます。入力したプロンプトは下記となります。
もう完成?
基本構造はもうできています。もし問題があるようであれば、
・サービス紹介を3つから5つに増やして
・実績セクションを追加して
などと、指示すればつくりたいページにより近づけていくことができます。
レスポンシブ対応を追加
スマートフォンやタブレットでも表示できるよう、レスポンシブ対応を追加します。
レスポンシブ対応も自動でできるのか
大丈夫です。メディアクエリとJavaScriptの実装も含めて生成してくれます。
3.HPで使う画像をGeminiで生成
Geminiは画像の生成も行うことができます。
HPに使う画像も生成できるんだ
そうですね。今は日本語でも入力可能になったので扱いやすくなりました。今回はヒーローセクションで使う背景画像を生成していきます。
具体的なイメージを伝えるとそれに合った画像がつくれるってことか
そうですね。「チームがミーティングしているイラスト」「オフィスビルの写真風」など、具体的につくりたいイメージを伝えれば生成することができます。
4.生成されたコードをHTMLファイルに保存
次は、Geminiで生成されたコードをHTMLファイルとして保存していきます。
保存手順:
1. Geminiで生成されたHTMLコードをコピー
2. テキストエディタ(VSCode、メモ帳など)に貼り付け
3. 「index.html」という名前で保存
4. CSSが別ファイルの場合は「style.css」として保存
Geminiの画面からコードをコピーするだけでOKです。HTMLとCSSが一体になったコードなら、1つのファイルに保存するだけで完成です。
5.ブラウザで確認し微調整を行う
保存したHTMLファイルをブラウザで開いて表示を確認します。
完成データはこちら
AIで作ったHP、実際どうなる?
表示が崩れている箇所があれば、その部分のスクリーンショットをGeminiに見せて「ここを修正してください」と指示することもできます。慣れてしまえば、プロンプトを考える時間も含め15分ほどで制作できると思います。
簡単なLPならこれで十分かもな
十分かどうかは人や状況によって評価が分かれるかと思いますが、簡単なプロンプトだけで、ここまでできるということを感じてもらえればと思います。
生成される内容を自分の仕事と結びつけるためには
今回は会社紹介ページだったけど……
自分の会社や事業に関係するHPを生成するにはどうすっかな?
基本的な流れは同じになります。ただ、当然ながらプロンプトを調整する必要があります。オススメは具体的な情報を箇条書きで伝える方法です。会社名、サービス内容、連絡先、カラーコードなどを具体的に伝えることで、自社に合ったHPを生成できます。
より具体的なプロンプト例:
以下の情報を使って会社紹介ページを作成してください。
・会社名:○○株式会社
・事業内容:Webシステム開発、ITコンサルティング
・メインカラー:#2563EB(青)
・電話番号:052-XXX-XXXX
・所在地:愛知県名古屋市〇〇区…
HP制作なら『Claude』や『ChatGPT』も選択肢
HP制作においては、Gemini以外にも『Claude』や『ChatGPT』も有力な選択肢です。特にClaudeの『Artifacts』機能を使えば、生成されたHTMLをその場でプレビュー表示しながらリアルタイムで編集することができます。
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ClaudeでHP作り、プレビュー見ながらサクサク!
生成AIがうまく使えない原因とは?
生成AIがどんどん実用的になってきてるね
でも、使えないっていう人も多いよな
それは期待値が高すぎるんだと思います。生成AIはこちらの意図を勝手に汲んでつくってくれるツールではなく、こちらが入力するプロンプト次第で生成される結果が大きく変わります。道具である以上「生成AIにすべておまかせ」ということではなく、HP制作の基本を身につけたうえで使っていく必要があります。つまり、自力でつくろうと思えばつくれるかどうかが生成AIを使いこなす上でのポイントになります。
元々できることを便利にしてくれるだけってことだな
でも、HP制作の実力って言ってもねぇ……
生成AIに任せっきりでは、テンプレート通りの他と同じようなサイトしか出来上がらないということになってしまい、結果的に「使えない」という評価につながってしまいます。そういった意味で、まずはHTML/CSSの基本やデザインの原則を身につけたうえで生成AIを活用していく必要があります。
どんな構成にすれば見やすいのか?
なぜこのデザインが選ばれるのか?
そしてそれらを実現する方法とは?
これらを理解することが、生成AIを使いこなす第一歩となります。




